先日事業復活支援金の申請代行をした方の申請方法を、一般的な申請から、新規開業特例の申請に切り替えて申請し直しました。（新規開業特例とは、2019年1月から2021年10月までの間に開業した者に対する特例です）
　今回申請した方の開業年月日は、2020年の11月です。私が最初に特例を選ばず申請した理由は、開業したのが2020年11月なので基準期間の選択肢から選べると思ったからです。
　ただこの一般申請画面で順次入力を進めていくと2019年の確定申告書を添付しなければ次の画面に進めなくなります。でも2019年の確定申告書はそもそもないため、事務局に電話して確認したところ、2019年の確定申告書を添付するところに開業届を添付してくださいとの回答がありました。そこで開業届を添付して申請を完了させました。
　ところが申請翌日、不備内容の連絡があり確認してみると、確定申告書の欄に開業届を添付したことがダメとのことでした。もう一度事務局に電話して確認すると、今回の申請では一般的な申請だと審査は通らないと言われました。私としては、一般申請と新規開業特例は併存する（要件を満たしていればどちらの申請でも可）と思っていましたが違うみたいです。

　2020年開業の方は、申請の際、新規開業特例を選択して進んでいくと良いと思います。もちろんその時は開業届や事業開始等申告書などの開業を証する書面が必要となります。